白木蓮の花びらが空の青によく映える

艶やかなしろい花びらは

穏やかなひざしによくにあう

ことしも別れと出会いのきせつがめぐってくる

 

木蓮が好きだ。木蓮も好きだけれど、白木蓮の上品な艶やかしさに毎年惚れ惚れしてしまう。もう少ししたら桜が咲いて、次に躑躅が咲いて、春が来るのだろう。

横浜の寒さは慣れなくて、静岡に帰りたいと思ってばかりいる。完全なるホームシックだ。天候というのは人の心に影響があるのだということを思い知らされている。雨が多くて寒い街。偶の晴れ間を喜びつつ、温暖な地で暮らしたいと願っている。