2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

透明度が高くて陽射しがやわらかい 

ものをかたづける 20年ちかくまえにもらった品がでてきて 当時をおもいだす それはじゅうぶんにうつくしい日々だったようにおもう 引越の準備をしている。仕事は雑誌がひとつ校了中。騒然とするスケジュール感。住む場所を変える、家ごと移動している気持ち…

淡いピンク色から薄紫のグラデーション

夜明けや夕暮れ前、空の色が嘘みたいな美しさ瞬間がある それは数分で過ぎ去ってしまう なにごともなかったかのように 朝がはじまり、夜がふける しらないどこかで今日も美しいそらが降る 引越の準備をしている。2月の半ばにはこの場所から離れるのだなと思…

雲間に綺麗な水色が見える

幸せになっていいのだということを いつも忘れてしまう 罪も呪いもすべて解かして 晴れ間が見えたら遠くを見つめる はてなブックマークでパワハラの記事を読みたくて探していたら、ブラック企業の退職記事を見つけて、興味深く読んでいたのだけれど、いま自…

薄雲の広がる儚い白

駅のホームに立つ ひとが流れる 一車両見送って、次の車両に乗る そのまま私が運ばれていく 距離とともに時間も流れる 正月休みが明けて日常が戻ってきている。暖冬らしく暖かい日々が続く。それでも陽が落ちると空気は鋭さを持って、そうだ冬なのだと思い知…

年明けらしい透き通った水色

愛を受け取るのは難しいなと、この時期によく思う。お正月はほぼ毎年2日に実家へ挨拶に行く。親戚の子どもたちと遊んで、高齢になった親と雑談をして、穏やかな生活を願う。1泊ないし日帰りで自分のマンションへ戻る。一人暮らしのワンルームの部屋で一息を…