淡いピンク色から薄紫のグラデーション

夜明けや夕暮れ前、空の色が嘘みたいな美しさ瞬間がある

それは数分で過ぎ去ってしまう

なにごともなかったかのように

朝がはじまり、夜がふける

しらないどこかで今日も美しいそらが降る

 

引越の準備をしている。2月の半ばにはこの場所から離れるのだなと思うといつも歩く景色が一層愛おしい。このところひどく寒かったからか富士山の白色が濃い。雪が高く積もっているのだろう。

数年後振り返った時に、この場所で暮らしたことはどんな意味になっているんだろう。穏やかでいい日々だったと思う。今後の生活に少しばかりの期待を馳せて。